根来塗

和歌山県岩出市根来を中心に生産されていた漆器。

堅牢性の高い普段使いの漆器。

朱漆が使い込むことで鮮やかさを増し、更に使い込むことでその下にある黒漆が現われ、漆器の味となる。また通常、漆器は熱湯を直に注ぐと漆が白く変色することがあるが、根来塗は熱湯を直に注いで使うことが出来る。

豊臣秀吉の根来攻めで一時途絶えるが、現代に池ノ上辰山が復活させた。